東花輪が今回最初の訪問駅です.昭和3年の開業時に建てられた洋風の駅舎が今も使われています.屋根は寄棟造り出入り口にファサ―ドがつき,ド―マ―窓も各所に設けられています.改築を繰り返したのでしょう.実に不格好でありますが,これはこれで見物であります。駅構内には交換可能な本線2本に加え側線が10本.付近に工場があることから,かつては貨物扱いをしていたのでしょう.

ところで,この駅の所在地は「中央市」というそうです.平成の大合併はどうも宜しくない結果を幾つか生み出しておりますが,その筆頭ははこういった地域の香りの欠片もない自治体名称ではないでしょうか.