時刻は23時過ぎ。我々は夜を知らない東京駅10番ホームへ。
本日最後のイベント、大垣夜行ことМLながらへの乗車。
上手い具合に指定が取れたのも輝龍さんのお陰でして。
車輛は373。って、変な所で止まってるし…。
上に振り過ぎた…。俺もまだまだたワ
しっかし、この光景見てると、長野のことをついつい思い出すわな。
2ドアに、コーポレートカラーのオレンジ、車体の銀なんてそれこそ。
ついでに音も殆ど383と一緒…。
胸の高鳴りを抑えて乗車。
そして、23:43。列車はVVVFを響かせ、いざ夜の世界へ。
写真では結構速そうに見えるものの、実際は割と遅め。
そろそろと走り続け、車窓に真っ赤なタワーが見え始めた頃に品川。
隣を走る京浜東北の209と疲れた様子の乗客を横目に流せば横浜。
前に座る留学生らしき二人がビデオカメラ片手に華やげば大船。
私太田を睡魔が襲えば平塚、コツこと国府津、
立客が出れば小田原、昼間買った江ノ電のBトレが完成した頃熱海。
耐え切れず寝かけたら三島、ここまでは上手く行っていたのだが、
沼津に着くと、一向に発車せず。
 「どうしたんだ」と思えば、放送が入り、この先で衝突事故があったとのこと
 「うわ、予定が狂う」と思うと、輝龍さんは「停車時間を削れば何とか」と冷静に一言。また、彼は振り替え輸送でもあるのかな。と言うと、うぃくしんさん
共々、目を輝かせ。俺は振替輸送票が欲しいという始末。
 結局、列車は30分近く停まったままで、車内放送は回数を重ねるごとに
何だか重苦しい空気。怒る人はいなかったものの、車内には苛立ちの空気が。
「これは、まずい」と思いかけたその時、発車の放送が。
いやはや、旅にトラブルはつき物で。
 んで、事故原因は?自転車の線路放置とのこと。これを聞いて皆で、
「許せんね、乗客として」
事故の方は東田子の浦付近だった模様(抑速進行だったし)確かに簡単に
線路に立ち入れそうな場所。
それにしても、チャリ置いた人は一体何を考えたんだか…JRへの復讐か?
恨みがあるんなら、某ちゃんねるへの書き込みでも空しくやってればいいのに。
あぁ、悲しい人。自転車だってわさわざ持ってきたろうに。
様々なことを思いつつ、静岡へ。JRTの領地に入って参ります。
 驚いたのはホームの発車案内。未だにあのパタパタする
ソラリー式を使っているとは…何処となく田舎の風情が漂う。
それからは、時折現れる静シス車や、見「飽きた」313、119、123等と共に
形式も分からないような車両が車窓を通り越して行きましたとさ。
 
 欠伸が続き、私はとうとう眠りの世界へ。
目が覚めれば、もう愛知。朝まではまだ早い時刻、いつの間にやら知り合いになった
前のカップルと、日本語と英語とが混ざったおかしな会話をするうちに段々と
明るさは増して、豊橋。本来ならば20分ほどの長い停車がかなり削られ2分ほどに。
当局の方は、さぞ必死かと。
蒲郡付近、東の空が白み始めれば、間もなく夜明け。
岡崎付近で新幹線が寄り添い始めるものの、追い抜いていくものはなし。
ここで英語&日本語交じりの名古屋での切り離しの説明を。
This train will leave in Nagaya but 1.2.3.4.5.6.car will go Ohgaki.
You should stand from Nagoya to Ohgaki and run fast in Ogaki.
「ナンデハヤクハシルヒツヨウガアルンデスカ?」「ぁ」

一体、俺って..._| ̄|○

金山の辺りで、移動開始。
列車は朝の名古屋へ。キハ85に311、117にお馴染み313、
それらを眺める暇もなく、6号車へ雪崩れ込み。
名古屋を出た辺りで陽が昇り始めるも、周りに怪訝な顔をさりかねず、撮影は断念。
と、ここで席を譲ってくれたのは、見ず知らずの女性。
「お二人のどちらか」とすすめる俺、「いや、でも彼に座って貰った方が」とお二人
彼にすすめる俺、しかし、断る彼、こう譲り合っていても彼女に悪い為、結局
一駅ごとに立ち代り入れ替わりで座ることでことは落ち着き、更に席がぽつりぽつり
と空いて来て、その女性も含め、全員座ることができたそうな。

そして、終点、大垣。

大垣では、名物、大垣DASH!といこうとしたが、彼等が見当たらず。
それでも、一応、658の普通へ。車輛は確か233。
ドアが閉まり、階段側に目をやると、うぁ゛…。
(以下の会話は、俺の記憶によるものなので、参考なまでに)
輝龍:「これはまずいですね」
俺:「日本の威信にも関わる」
うぃくしん:「確かに」
俺:「どうします?予定狂いますが、一応、姫路までの案内は任された訳だし」
輝龍:「次の垂井で引き返します?」
俺:「そうしましょう」
うぃくしん:「そうした方がいいと思います」
俺:「すみません、ところで、間に合うんですかね?彼等の列車に」
輝龍:「ええ、間に合いますね、次の垂井で引き返して、大垣着は○時○分、
多分彼等が乗る31分発の列車には十分間に合いますよ」
俺:「そりゃあ、良かった」
と、言う訳で私の変な責任感の為がゆえ垂井にて下車。
俺のせいで京都が…と思っていたら117が。
キタ―(゜∀゜)―と叫べないこの心情。

あっという間に大垣到着、何番線かの米原行きに飛び込むと「あ、いた」
二人して、チョンと座っていましたとさ。ここでもしっかりと英語を使い。
Tm sorry I went to water closet. 
I could not say go water closet to you.Because…。今思えば恐ろしいカタコト

まぁ、いろいろあったけども、米原に到着。
改めて211を撮る。首都圏のと何が違うんだ?と疑問を抱く
この、JRWの駅名板を見ると、遠い所に来た実感がひどく沸くもので。
何気に、向こうのホームに目をやると...ん...
これはこれは、ミニエコー食パン電車。いつか乗ってみたいものの、
こう、錆が浮いている分には、今度来る頃にはもういないのか、な。

いろいろあって、223の新快速に乗車。クロスシートをしばし堪能。
良く考えたら、中京圏はクロスシートの嵐で、18きっぷ利用者には嬉しい限り。
速いこと、速いこと。流石は新快速。
あっという間に京都に到着。
2回目の京都駅舎、今回は辛口評価なしでいかせて頂きます。
駅前より、206系統バスに乗りまして一路、清水寺へ。

 
 京都観光Part1
 
 いい日旅立ち