ナツタビ2010(12)

国府津車両センターからの短路線が並行し始め,東海道本線が見えて来るとまもなく国府津。東海道本線の上り線をオーバークロスして3番線に到着した。これにて御殿場線完乗。駅本屋は鉄筋コンクリート4階建て,車両センターや運輸区が併設されている為だろうか。ここでもスタンプを押した。

再び東海道本線に乗り,大磯で降りた。島式1面1線の駅。山側に貨物線が走っている。三角屋根が特徴の駅本屋は近代化産業遺産に指定されているそうだ。関東の駅100選にも選ばれている。午前中順光になるから、行きに寄るべきであった。この駅が最寄りの大磯ロングビーチは日本最古の海水浴場らしい。それこそ大昔は湘南電車辺りでここまで海水浴に来ていたのだろう。ところで、大磯ロングビーチって入場料が必要なのね。
茅ヶ崎で相模線にでも乗ってみようかしら(前回乗った時は真っ暗だったし)等と思っている内に大船を過ぎて横浜まで来てしまった。横須賀線なり根岸線なり行きとは異なるルートを何故取らなかった。夕刻の上り列車ということもあって車内が空いていたからか。
このまま惰性で東京まで行ってしまうものかと思えば、横浜で下車。横須賀線電車に乗り換える。乗って来た東海道線電車から数秒遅れての発車であったが、駅間距離の長いこちらの方がそれなりに速度を出せるらしくすぐに追い付いて暫く併走した。最後はあちらが川崎に停車する為減速、こちらが華麗に抜き去った。

 
新川崎にて下車。橋上駅舎で駅を出たところも橋。新川崎操車場の広いヤードを跨ぐ為のもので、2車線ながら交通量は多い。忙しい時間ながら無理を承知でスタンプがあるか訊いてみると出てきた。横浜支社は大抵の駅にスタンプを置いているらしい。
次の列車は宇都宮線直通の湘南新宿ラインであったが大崎で下車。敢えて埼京線の通勤快速で帰ることにした。何とかして座席を確保したが、渋谷を出ても新宿を出ても思っていた程込み合うでもなしに、期待外れであった。もっとも扉付近は爪先立ちで扉が閉まるのを待つような状態だったかも分からぬ。池袋で乗客が入れ替わり筆者の両隣も別の人となった。右隣の人が抱えている袋に…ロケットマークがついていたが気にしない気にしない。ポスターらしい紙筒が飛び出していたけど気にしない気にしない。
 

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旅行記