ナツタビ2010!(1)
埼玉に戻ることになった。
いつもは生意気にもSあずさを利用しているが、今回は青春18きっぷを利用する。
折角のアオハル利用なので、ルートをそれなりに捻ってやりたいのが我々である。
結果,これまで乗車したことのなかった飯山線を通って戻るルートを取ることにした。

塩尻から長野までおはようライナーに乗車する。始発から終点まで乗り通すのは今回が初めてである。車輛はN102編成。テーブルがついており,先日乗ったN101編成に比べて格上の感がある。さて,このおはようライナーの乗車には300円の乗車整理券が必要である。明科を過ぎたところで車掌が廻って来て券を回収していった。塩尻で買っている暇がなかった筆者は車掌から直接購入。
長野に到着。169系が停まっているのが見えた。事前に調べずにいたのだが、おはようライナーは長野駅より妙高1号となるらしい。引き続き乗車して、2駅ほど訪問することにした。
本日最初の下車駅は三才。曲線上にあることそれ自体が低いこともあって、少々危なっかしいホームである。出札業務はしなのエンタープライズへの委託。三才になった子供を連れてくる親が結構いるのか、記念撮影用のボードや帽子が準備されていたり記念入場券があったりした。スタンプもそれを意識した意匠となっている。

豊野行きの列車は115系N編成を2本繋げたものだったが、一車両に一人ずつ乗ってもまだ余るような乗車率。豊野の駅自体は橋上駅舎で面白味に欠けるが、駅係員の対応が素晴らしく好いものだったので特記しておく。

豊野から飯山線の列車に乗る。車内は一人が一つのボックス席に座ってもまだ余るくらい。日が照ってはいるが敢えて東側の席に座った。発車すると間もなくして飯山線の案内らしい放送が始まった。しかしカミンズの音に負けて何を言っているのかよく分からなかった。
千曲川に沿って列車は走る。案内放送もこれに応じて、長野県側は千曲川、新潟県に入る森宮野原から先は信濃川と呼び名が変わる旨を伝えた。列車の速度は40q/hくらい。沿道を走る自動車に追い抜かれる始末。

北陸新幹線の高架をくぐって飯山に到着。開業後,駅は交差部,現在地から300m.程移動する予定となっている。飯山市の玄関口ということもあってか,降客が多くあり車内にいるのは筆者含め2人きりとなった。
 
戸狩野沢温泉に到着。トンガリ屋根が印象的な駅舎である。まさか戸狩→とがり→トンガリという発想ではあるまい。ホームは島式1面2線。屋根のあるところに風鈴が掛けてある。男女の顔が描かれた丸太が一対立っているが道祖神とのこと。道祖神=石とは限らないのね。

ナツタビ2010!(2)


旅行記