ナツタビ2007! その16
鉄道の原風景にどっぷり浸かった後は,JRへ戻る。
しかしながら「懐かしフィルター」のかかった太田にはこの銚子駅舎から
国鉄色がかなりに匂って来ていた。

駅前のコンビニでまたもサンドウィッチを購入。今回の旅でこれを買ったのは
これで3度目か。
行きは総武本線,帰りは成田線と鐵らしい発想で乗車するのは211系。
拒絶反応を起こす「この車輛にこの色」という組み合わせの一例がこれ。
スカ色ならまだ許せたろうに,この房総特急と同じ塗色とは…。
諦めていた車内はオールロングシート。
オールロングシートについては昨日散々に経験したが。
10:27銚子を出発。車内はガラ空き。
松岸辺りから再び風力発電用の風車が車窓に現れる。
この風力発電の風車,騒音とかメンテナンスの問題とかいろいろあるそうだが,
景観の面では合格と思える。
これを見るのはこの時が初めてだったが,そんなに抵抗は感じなかったし,
むしろもっとあちこちに建てるべきだ,などと思った。

成田に到着,今まで走ってきた線路と,成田空港に向かう線路との整備の
格差に驚きつつ,変な話の多いJR東日本千葉支社管内,という勝手な答えで
納得しつつ,急いで乗り込むのは我孫子行き854Mに乗車。
クハに乗車したため録り鐵は特に…等と思っていたら「―この電車は我孫子行き…」
―アレ,聞き覚えのある声
自動放送の声の主は,山手線のそれと同じ。
青田ばかりの単調な景色が続くので,扉上の電光提示板の流れる文字を目で追っていた
「…遅延 京浜東北線は…運休 湘南新宿ラインは…遅延 中央快速線は…」
こういうことを想定した訳ではないが,都心を迂回するルートを取って良かったと思う。
新松戸より常磐線各駅停車に乗車。
待っていた車両はAVFチョッパ制御の6000系。近未来的ながらレトロなマスクを持つ,
太田垂涎の車輛。この東急7700系にも似たダイヤモンドカットがイイ!(・∀・)!

207-900に乗りたかったのが本音。
途中,南柏の辺りでふと予感「何だか,(207-900)が下って来そう」数秒後,その予感は
現実のものとなり,つくづく「俺の(悪い)予感は9割方当たるな」
新松戸に到着。旅の主要イベントももう少し。

ナツタビ2007! その17

いい日旅立ち