ナツタビ2007! その17
新松戸で降りたのは東京外環状線…いえ武蔵野線に乗車するため。
自分は前者の呼び方の方が好き。
階段を上って行くと,府中本町行きの205系が発車するところ。
武蔵野線の205系はVVVF改造をされており,それを狙った部分も。
上りホームに移動。「貨物列車が通過します」の放送に,「流石武蔵野線」と呟く。
元々貨物線として使用していたものを,旅客化したのはこの路線なのだ。
とっさに取った構図ではあるが,広丘で鍛えていたりで満足行くものに。
続いて205系。武蔵野線と言えばこの顔。
こちらは線路間の標識がないのと,半逆光であることが悔やまれる。
「来るとしたら↑のタイプの車輛かいな」と5500番台を諦めていたところへ
5500番台キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
しかし録りはお預け,某電気ネズミのキャラクターを提げた子供たちとその親が
ぞろぞろと乗り込んで来たがため。どうやら,首都圏の各駅をスタンプラリーを
して回るらしい。同じ目的と思われる親子連れがかなり見受けられたので,
この試みは成功しているようだ。
武蔵野線と言うと,開発途上の武蔵野台地をダダンダダンダダダン―と駆けて行く
イメージがあったが,土が盛り上げてある箇所が所々にあって,
記憶にない世代なのに,バブルがはじけた頃を思わせた。
はじけるまではこのり辺りの土地も値が跳ね上がったのだろう,都心へのアクセスも
そこそこいい。
衝撃的だったのは,土の中を真新しい道路が延びている光景で,ふと造られる
予定であったろう街並みを想像してみた。
西国分寺に到着。
ここからいよいよ帰途の意識が芽生えてくる。
乗車予定の1371Tまではまだ時間があったが中央線ホームへと降り
「次が201だったら先に立川まで行きます」と宣言。
接近チャイムが鳴り「まさかぁ来ないだろう…来な…キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ
゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!! 」

何と待望の201系が入線,しかも狙っていた2号車の車号はモハ201-19と若い車
「コレ,来るんぢゃない!?」とロケスタート。

ヒュイーン―ジェットキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
立川までのつもりが勢い余って終点の豊田まで行くことに。
乗車予定の大月行き347Мも停車するのでここで暫し撮影をすることに
「―まもなく3番線に中央特快高尾行きが参ります…」
201キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!

E233:201=8:2なんて噂を耳にしていた人間にとって2012連発ほど嬉しいことはなし。
更に201キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
中央特快の特急通過待ちという非常にオイシイ撮影となり,同じような構図で何枚も。
ここまで来ると最早旅を通り越して撮影のテンション。
―まもなく1番線に回送列車が参ります

何だ,と待っていると見慣れた顔,色,115系ぢゃないか!
思わぬところでジモ車を見ると萎えるのが太田の常だが,テンションLEVELMAX!!!の
同氏には思わぬ撮影対象となった。
豊田より1329Tで大月まで。車輛はE233系,先程のジェット車とはうって変わって
こちらはかなり静か。反対側の端の新聞をめくる音まで聞こえる=拾える状態。
都会的なロングシート/4扉/自動放送と緑豊かな高尾以西のミスマッチが何とも言えず。
それなりに速度は出しているのだろうが,どうもゆっくり走っているように思えた。

大月からは347M。乗りたいと願っていた115系八トタ車にここで初めて乗車。
前途の1329Tからの乗り継ぎ客もあって混雑はしていたが,甲府までの凡そ1時間は
大して苦にならず。
甲府では録りたいと思っていた甲府a・bを収録。bについては3コーラス目まで突入し,
思わぬ収穫となった。
349Mに乗車,これで乗り換えはあと2回。ハプニングが発生したが,そこは敢えて触れない。
終点小淵沢に近づくと,夕陽が射して来て,線路も車内も黄金に輝き始めた。
こんな旅のエピローグは初めてかも知れない。
途中駅でうぃくしんさん,輝龍さんともお別れ,こんな風に最後まで自分が列車に乗っている
ことも初めてだ。
塩尻まで来ると,いつもの具合で撮影をした後,これも乗り慣れた838Мに乗車した。

暑かったり,速かったり,のんびりしていたり,輝いていたり,音に溢れていたり,
今回も様々な経験をした。これも偏に,お二方のお陰である。
これから先,彼等との旅は暫くご無沙汰となるが,今後ともお付き合いを願い,
また感動を味わいたい。ありがとうございました。


ご覧頂きましてありがとうございました。ナツタビ2007!はこれをもって終幕となります。

いい日旅立ち