ナツタビ2007! その12 | |
録り鐵太田は名古屋より金山までロケ。 深夜帯につき,環境は上々…と思っていたら,指定券を所持していないらしい客が 「気付かれなきゃいいよね,せいぜい大府までだし」なんて会話をデッキでしてるじゃ ないですか…。 М車間のデッキはキッパリ諦めて,9号車デッキへ…明らかに,指定なしで乗って来ている 感じの人一人。大荷物を扉の前にズドンと置いていて,座り込んでいる辺りはまさに…。 「やっぱり無指定客もそれなりに乗っちまうんだな,金山とか大府とかまで」と思ううちに 列車は発車。 尾頭橋を通過した頃,彼,あろうことか歯磨きを始める―シャカシャカシャカシャカ― 止めは,扉開直前のガサガサガサ―。 |
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結局,金山より先でロケをし直すことに。 日付が変わっていて,睡魔も急速に襲っては来たが,豊橋-浜松間の25分も耐え抜くことに。 流石に浜松-静岡間の1時間はメモリが危ないとかで断念。 「仮眠」を取ると静岡に到着。40分停車ということで外に出てみる。 最初先頭10号車には鐵が大挙して撮影していたが,フラッシュを焚かない辺りは, 「筋金入り」の雰囲気。 |
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下りのМLながら91号を撮影後,定期の上りながらとの並びを撮ることに。 自分と似たような位置でカメラを構える人々を見ると「やっぱり鐵の脳内って似てるんだな」 と,つくづく思う。 深夜ということもあってホームはごくごく静か。駅員氏の声と373のvvvfが響くのみ。 目的を果たして車内に戻ると,程なくしてうぃくしんさんが目覚める。 輝龍さんは熟睡しているのか目覚める様子はなし。今日もハードな日程となるから, 寝ておかねばならないのは重々承知の上だが…太田…。 |
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熱海の手前で目が覚め,ロケをし直そうとデッキへと出る。 時刻はまだ4時前,夏季休業に入っても5時台,4時台に目が覚めるのが常である太田の 感覚は「チト早すぎだな」 熱海からはJR東日本管内。E231系の車体の銀と湘南色が流れていく。 茅ヶ崎だかその辺でEF210牽引の貨物列車に抜かれ,大船手前で中型トラックに抜かれた のは衝撃的だった。 空の方は大船辺りで白みが強くなったように思われる。 |
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横浜から先は専ら進行方向右側に注目。 写真の橋を見ればファンは納得するだろう,京急が競合しているのだ。 しかしながら,昼間のようなRedThunderの猛追はなく,やっと見かけたといえば旧1000形の 各停。日曜朝のこんな時間に上り快特を見たい,という希望を持つな,という話ではあるが。 写真の六郷橋は橋の上に分岐点があるという特殊な構造をしている。 (なんてかなり有名な話だが) |
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品川に到着。山手線電車も京浜東北線電車も見受けられなかった。 流石の日中3分間隔運転もこの時間では意味がない。 品川を出れば次は終点東京である。 |
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5:20。まだ朝になり切っていない東京に到着。 到着と同時に隣の9番線からは静岡行き普通が発車,数時間前に見た定期MLながらの 折り返し運用である。 「ようやく東京に着いた」という充実感と,これから向かう銚子への期待感を持って, 乗って来た189系の撮影を開始すると…「何処から来たの?」 見れば明らかに危ない感じのオッサン,更には年齢まで聞き出す。 ここは「長野の大鹿っうところ(村民の方スミマセン)」「19くらい」と答える。 どういう訳か,持ち上げてやる,と言われたので「いや,アタシ重いんで,大分,腰砕けたバカいた んで」と笑って逃げる。 輝龍さんの対応には思わず拍手「なぜ答えなければならないのですか?」と 無表情で言ったそう。 しっかし東京駅に来ると碌なことがない罠。 |
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ナツタビ2007! その13 いい日旅立ち |