ナツタビ2007! その4

やっとこさで一般的な観光名所であるネオン郡のところへたどり着く,が…。
「何だ,この工事は」無情にも橋の欄干には工事現場にあるようなトタンが
設置されており,橋からはネオン郡が見られぬ状態,
ここまでのアプローチにせよ,何にせよ調べて来るんだった…。
行き当たりばったりが基本の太田の旅の方針の盲点を突かれた感じ。

写真は有名なグリコ。日韓共同W杯の時は日本代表のユニフォーム(最近
のアレは何だ,サムライブルーなんて)だったが,今回は地元で開催される
世界陸上に合わせてか日本代表のユニフォーム。
スパッツを履いていないところを見ると彼は中長距離選手らしい,などと
陸上をやっている身だけあってそんなことをついつい。
(どうせならセパにして貰って彼の腹筋を拝むのもいいが

気になるのはここの広告料。いったいグリコは一ヶ月にどれ程払っているんだろう。
そしてこのビルの所有者はよくぞこう広告を観光名所としてしまったものだ。
心斎橋駅へは心斎橋通りを通っていったが,こちらは先程のジャンジャン横丁と
似たような雰囲気はあったが,どうも若者が多い。先程はオッサン/オバハンが多かった
気がしたが。店構えもマクド(当地でようやくこれを聞くことができた,ちなみに私自身は
マックとは言わない)だの不二家だの,一番驚いたのは,しt(ry。
だって何の抵抗もなくぶら下げてあるんだもの。

写真の心斎橋駅は以前雑誌で見ていて一度行ってみたいと思っていた,
地下にも関わらず圧迫感のない,むしろ開放感のある駅は外国の雰囲気があり,
昔の言葉を借りるならばハイカラ。
森ノ宮からは大阪環状線(どうやら地元では「環状線」と案内するらしい。)
車輛は201系,本命103系が来ないのは日頃の行いが悪いせいか…。

大阪城公園前までの一駅間だったが一応回しておく,
ドアが閉まります ドアが閉まります と201系のチョッパの組み合わせは何とも
異様。西の車は車齢がまだ若いため,ジェット音は起きないそうな。

大阪城公園駅より迷うこと数十分,ようやく大きな門の前に到着するも天守閣は遠く…
京都への時間も危うい,ということでここは退散…道頓堀で太田が暴走した結果です…
申し訳ありません。

今度大阪に来た時は絶対に訪ねねば。

大阪城公園に戻り電車を待っていると外回り線を青い201が走って来る。
321系の導入で東海道を追われました,と言いたげであり少し可哀想。
もっとも,東海道などという駅間の割りとある幹線に短駅間の使用を目的に作った
201を入れることが酷と言えば酷だが…。

やって来たのは先程乗車したのと同様の編成。
つまり,単純に大阪環状線を一周するのにかかる時間=42分間=大阪城周辺を
うろついた時間,ということに…何故大阪出身のうぃくしんさんに頼まなかった,俺…。

こちらで大阪まで移動,とりあえず快速に乗車,途中高槻で下車し後続の新快速へ。
やはり飛ばし方が尋常ではなかった…。
夕暮れの京都駅。
この,ホームにある柱と言うか案内もシルエット化するとなかなか美的。
重くのしかかる感のある人工物の谷間に見える空の表情も,売店の明かりも,
去っていく光も,思わず撮りたくなってしまった要因。
111/113系。湘南色を見て「アッ」と声を上げてしまったのは自分だけ。
それでもやはりこの色には愛着を感じる。
また,車内を見て再び驚き。見慣れたセミクロスシート。モケットこそ茶色,化粧板こそ
クリーム色だが,ふと地元に舞い戻ってきた気分にもなる。

ナツタビ2007! その5

いい日旅立ち