ナツタビ2007! その2
米原からは3440M。
「アレ?このアングル見たことあるぞ」という方,毎度ご覧頂きありがとうございます。

本来ならばこのまま東海道本線を上るところですが,ここはアブノーマルな
太田の意見で近江塩津まで出て湖西線を完乗してしまおうじゃないか,という。
実を言うと湖西線のグラフを某所で見て,知らず知らずに心惹かれていた身。

車窓は4月始めのそれとは違って,青田が広がる,太田に言わせれば
「ここに日本ありけり」というもの。やはり田んぼのある風景というのは和みます。
冷房の良く効いた車内で見ている限りの思いですが…。

写真は間もなく近江塩津,というところ。
これから乗る線路が見え「流石高規格路線!」と皆で唸る。
近江塩津の滞在は僅か5分,3465Мはすぐにやって参りました。
印象的だったのはやはりこの田舎振り。夏になって更に田舎らしさが増した,
と言ってみた田舎人太田。
今回は蛙ではなく蝉が大合唱をしておりました。
12:39発車。北陸本線はそろそろと進んだが,こちら湖西線は分岐点を越えると
一気に力行フルにしたらしく,飛ばす飛ばす。
車掌室後ろの座席を取ったが,望めたのはこんなアングル。
下手をすれば新幹線の線路を走っているようにも見える。

しかしながら揺れと轟音が凄い。最後尾クモハに乗っていたせいもあるが,
トンネル通過時の録りは音割れ寸前でヒヤヒヤ,立っていたのが災いして,
もう少しで倒れるところであった。
まもなくして琵琶湖が見えてきた。
一寸した高所を走る路線というのはこういう時,実に具合がいい。
湖西線建設の際にはこのことも考慮に入れたのだろうか?

この琵琶湖を見た時の太田の第一声がコレ
「やー諏訪湖は広いわ」

その他の言動としては「海水浴ならぬ湖水浴」
本当に,砂浜があってビーチパラソルが立ち,浮き輪だの遊具だのが浮いて,
海の家の旗が立ちビ(ry

写真は大津付近,この京阪石坂線にものってみたいもの。
ここまで来ると京都も近い。暴力的な速度で新快速はツッ走る。

京都に到着,ここで今回の旅,第二の目的を果たすために新幹線改札口へ。
改札口を入ったところにうどん屋やらブテックやらが入っており,
意識は明らかにJR東日本のエキュート(ぇっ,そんなこと何処の会社もやってるって?

そんなことはともかく,中3以来おおよそ2年振りの京都駅新幹線ホームへ。
やはりフルカラーLEDの電光掲示板は見易い。
何気なく撮ってみたが,そのビジュアルの高さを非常に感じる。
「表示されているモノについてのコメントはなしか!」と言われかねませんので一言。
「のぞみが多いな」

途中700系が対向ホームに進入,慌てて撮影するも新幹線の白い車体に
ISO400は厳しいものだった。お蔭様で真っ白け!

1号車付近に人が集まって来たところで主役の登場と致しましょう。
「まもなく,13番線に14:12発のぞみ25号博多行きが参りまーす」
「写真を撮影されるお客様,柵より下がって撮影を願いまーす」

「N700来た!」「あっN700だ!」と辺りから次々と声が上がる。
決して「列車が来た」という顔だけをしている人はいなかった。
ナツタビ2007! その3

いい日旅立ち