上諏訪発豊橋行544M,湘南電車は谷を行く その2
下諏訪〜岡谷間にて。
幸い,隣のボックスに誰も座らなかったため,遠慮なく車窓の撮影。
単線という中途半端な高架区間ではありますが,諏訪湖を展望するには
非常に好都合。
いっそのこと岡谷〜上諏訪間全線高架に(マテ
岡谷からは旧本線に入って参ります。
現本線塩嶺ルートが天高く走る(それより高くを行くのは中央道…。
思えば,この岡谷〜川岸間も昨年の豪雨により長期不通になった箇所
でした。
あの時だな,辰野線の存在意義を更に強く感じたのは。
車窓には天竜川が。
こちらの川に沿って一路豊橋,200キロ以上もの旅をして参ります。
辰野に来ると絶対に撮るこの看板。
「ほたるの町に 呼びもどそう 特急あずさ」
もし,これが実現すると,岡谷到着直前にこんな放送が流れるんだろうな
―お乗換えのご案内を致します〜松本行きは13時〜分,2番線からです。
この列車は岡谷を出ますと
辰野では14分の停車。
この飯田線の旅の中では一番長いかすら。
ここからが我等がJR東海の領域。飯田線,辰野〜豊橋195.5キロの旅の
始まり。

と,ここで良かったのが車掌氏。
「―本日はJR東海をご利用頂きましてありがとうございます。只今より,
切符を拝見させて頂きます。ご協力お願い致します」
車内に入って来て,深々とお辞儀をするなりこう言うものだから,好感あり。
青春18を財布から出して見せると「ありがとうございました」とこれまた深々と
お辞儀をされるものだから。

更に良いことにはWaterCrownをフルで流すw

宮木

伊那新町
―本日はJR東海をご利用頂きましてありがとうございます。

さてさて,始まりました日本一のローカル線,飯田線の旅。
発車したところで太田が思いついたこと,それは「一駅一枚ずつ撮ってみるか」
なんつー大仰なこと。駅名表を中心に撮って行く予定ではありますが,ホーム写真やら
何やら,短い停車時間で撮って行こうじゃないか,と。

見苦しいものも数多くございますが,まぁ,そこはド素人の写真,大目に見て下さいな。

羽場

さて,進行方向右手のボックスを取った私,我等が木曽山脈を伊那側から
眺めてみようという試みでしたが,この天候,雲ひとつないとは言えませんが,
スン晴らしい快晴につき,成功しそうです。

写真は経ヶ岳他(調べた限りではそのようだが

写真は羽場〜沢間にて。飯田線ってノロノロ走るイメージがあったけども,
割りかし飛ばすのね。
伊那松島に到着。ここで乗務員交代。
伊那松島といえば伊那松島運輸区があることで有名ですが…いたいた,313-1700。
今まさに乗っている車輌を置き換えんとばかりに車庫に待機中。
正直,霜取りパンタ上げた顔は怖い…。

木ノ下

北殿
フォーン――

それにしても警笛がよく鳴る。どうやら保線作業をしているようだ。
鐵が撮影をしている訳ではない。引退前だというのに…こんな街中(伊那市内)で
撮ろうとする鐵もそういないだろうが。

この伊那,先頃の権兵衛トンネルの開通で1時間もかけずに行くことができるようになった。

田畑

伊那北
位置的に,俺のジモトはこの山の向こう側。
そう考えただけでいやに遠くに来た気がするが,実は直線距離にしてそこから30キロも
離れていないという…おまけにこれから豊橋まで行く身。

駅に着くたびに見ものだったのが走る車掌,切符を回収して廻るらしい。
駅出口が列車後ろよりにある駅はいいが,前寄りにある駅なんかだと,到着前に前寄りに
移動し,回収,走って車掌室へ,という光景が毎駅ごとに繰り返される。
ジモ路線じゃあんましないな。

伊那市

下島
伊那市,下島,北殿,赤木。
これでもまだ上伊那地域,伊那が広いのか,駅が多いのか(多分後者

今更ながら書くが,今日は長野県県立高校の後期選抜試験日である。
そんな日に誕生日が重なり,その日に引退直前の静シス115に乗って豊橋を目指す,
そして飯田線完乗,と16年間生きて来て一番鉄分の濃い日となる模様。

沢渡

赤木

上諏訪発豊橋行544M,湘南電車は谷を行く その3


いい日旅立ち