4月の越前へ その2
普段何気なく撮って載せている前面展望風景だが,ここに師匠の解説を入れようと思う。
(要約)―この,大垣〜関ヶ原間は,勾配緩和の為,下り線(米原方面)のみ旧垂井経由で
運転するが,旧垂井を経由するのは優等列車のみで,普通列車は全て,今走っている,
垂井経由で運転をする。
←の線路を見比べると,右の上り本線側(全列車通過)の方が,下り本線(普通列車のみ)に比べて,
線路状態が良い。

更に,述べるとこの先の関ヶ原折り返しの列車(HL関ヶ原など)は,関ヶ原駅の配線の
関係上,上り本線に進入できないため,関ヶ原〜垂井間にて,下り本線を走るという。
逆走に思われるが,同区間は単線扱いとのこと。

確かに,関ヶ原には下り線から上り線に入る配線はなされていなかった。
柏原〜近江長岡間にて。
伊吹山をバックに駆け抜ける列車を撮影できる,古くからの超有名撮影地。
ネタモノが走る時にはここに砲列がズラリとできるのだそう。
残念ながら,伊吹山は見えず。

ここで列車は滋賀県内に入る。但し,駅名表記はJR東海のもの。
JR西日本の「領域」は,米原から。
米原に到着。ここからがJR西日本の領域。1時間ほど時間があるため,途中下車。
駅舎の撮影を。
新幹線も停まる駅だが,こちらの西口は随分と小ぢんまりとしている。
現在工事中で,「米原駅が生まれ変わります」との掲示も見られた。
次来るときには,今流行の橋上,ガラス張りになっているのか。

続いての乗車となる3440Мが入線。この列車,米原まで12両でやって来て,
米原から先は4両となって近江塩津を目指すというもの。

223系は初登場が1995年,今回乗る2000番台車は1999年から増備の続く車輛で,
JR西日本が力を入れる,アーバンネットワークの代表的車輛と言える。
設計最高速度は160km/hとされ,想像を絶するが,実際の運行では130km/h。
在来線普通車にして赤い稲妻よりも速いとは…。
PWMIGBT-VVVFという聞き慣れないインバーターを装備しているということで,録り鉄に期待。
幸い,昼の時間帯,ロケはできそう。
12:35,列車は発車。坂田,田村,と停まって行くと次は長浜。
ここからが,2006年10月21日のダイヤ改正をもって,直流電化となった区間。
「ただ単に架線に流す電気を交流から直流に変えればいいんじゃないか」
なんてことを一瞬思いましたが,素人考えでした。

写真のように新しい架線柱が立っていました。
近江塩津に到着。下車してみての第一声は「ぇ」。
何と言うか,地元よりも更にレベルが高い田舎。周囲には数えるほどの民家しかない上,
駅前には個人商店が一軒。その周りは全て田畑,極めつけはカエルの合唱が聞こえるという…。
待ち時間が割とあったので,駅舎外へも出撃。
コンクリ造りの国鉄色満載のものかと思えば,木造りの情緒溢れると言えば溢れる,
期待を裏切られたとがっかりすればがっかりしそうな,そんな駅舎。
ちなみに,簡易イコカ装置はありました。



再びホームに出ると,交直流機EF81が。この,ローズピンクのカマを撮るのも久々。



敦賀から先は521系。
JR西日本初の交直流電車だそうだそうで,製造費用は1編成辺り4億円。
地元自治体の滋賀県,福井県敦賀市諸々が負担したそうだが,福井まで直流電化して,
直流電車を造るのとどちらが安くついただろうか?
師匠も「(直流化は)福井までしなきゃ―するんかな」といつか言っていた。

ちなみに,太田には北陸本線=国鉄型車輛,の構図があったので,
乗ることは分かっていたものの,ちょっとがっかり475系や419系が良かった…。

敦賀を出て少し行くと文字通りのデットセクションを通過。
案の定,車内灯が消えることがなかったが,「…切り替えのため,車内が一旦暗くなります」の
アナウンスがないのは少々寂しい。
その直後,北陸トンネルに進入。長い長い長い長い。
師匠の時計で計ったら8分44秒もかかったという…かってここで列車火災事故があったが,
この中で停まってしまって煙でも回って来たら,恐らく助からない。


4月の越前へ その3

いい日旅立ち